噛み合わせ治療を幹として、その他の口腔疾患を枝として、それぞれの分野を統合する知識と技術の修得に努めています。病は人の身体に発生し、それを治そうとするのもまた人である以上、共に手を携えて一人ひとりの患者様が常に健康で楽しく美しい身体を維持していかれることを最大の目的としています。
1906年(明治39年)に歯科医師法が施行されてから現在に至るまで、多くの先生方が噛み合わせについて開発研究され、臨床に多く取り入れられ、そして実績を上げています。しかしそれでも、最終的には経験と勘に頼らなければならないのが現状です。
私自身この点について本当に長い間悩んできましたが、当センターの治療の要であるOBCを考案してからは、そういった「経験と勘」に頼ることがなくなり、安定した治療結果を期待できるようになりました。 この装置は、患者さんが何を考え、何を悩んでいるのか、そしてその原因が何なのか、どこからくるのかを知らせてくれる、いわゆる患者様と歯科医師との間をとりもつメッセンジャーの働きをする装置だと考えています。
また、今まで他科で原因不明といわれていた多くの全身症状(一般的には、不定愁訴と呼ばれています)も、この装置を使用して噛み合わせを調整することで、顎位(噛み合わせの位置)が安定し、首の傾き、左右の肩の高さの不一致、背中のよじれ(猫背)、骨盤のずれ、O脚等が改善され、頭蓋から足に至るまでの筋肉・骨格・神経のバランスがとれて姿勢が良くなります。
そして何より大切なのが、こうした治療結果が安定して期待できること。これまでのような、ドクターの勘に頼るだけではない、客観性と普遍性を持った、〈その患者さん個人にとって最も理想的な噛み合わせ〉を手に入れることができたことです。
もしもこの治療法が普遍化し、多くの先人の業績を継いで日夜患者様の真の健康獲得と維持のために奮戦されている歯科医の刻苦を軽減できれば、そして、今までにない歯科治療の新分野を開く礎の一石となればこの上ない喜びです。すでに何人もの先生方によって指摘されている通り、そして私自身の臨床実績からも、21世紀は《噛み合わせの時代》になると実感してやみません。
当院で噛み合わせ治療を受けた患者様にお書きいただいた体験談をご紹介いた…
当院で噛み合わせ治療を受けた患者様にお書きいただいた体験談をご紹介いた…
当院で噛み合わせ治療を受けた患者様にお書きいただいた体験談をご紹介いた…
当院で噛み合わせ治療を受けた患者様にお書きいただいた体験談をご紹介いた…