西武新宿線 武蔵関駅より徒歩2分|東京都練馬区|日米特許取得の噛み合わせ治療

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噛み合わせコラム

患者様の体験談① 廃人一歩手前の状態をOBCが救ってくれた

当院で噛み合わせ治療を受けた患者様にお書きいただいた体験談をご紹介いたします。

東京都 A・A様(男性) 自営業

【症状】顎関節の異音、頭痛、首・肩こり、腰痛、膝痛、鼻炎、冷え性、イライラ、集中力低下、体力低下

治療を始める前の私はまさに「廃人」のような状態でした。とにかく疲れやすく、たった五分でさえ歩くことができない。無理に歩こうとすると数分ごとに苦痛からしゃがみこみ、腰をもんで、膝をもんで、ようやく立ち上がるといった状態でした。

気力体力がみなぎっている働き盛りの年齢で、体も一見がっちりしている、それこそ「大の男が」、まるで老人のような動作しかできなかったのですから、自分でも歯がゆくてたまりませんでした。

二十四時間、重りが乗っているような頭と肩には、さらに悪いことに、ときたま鉄の爪でギュッとつかまれるような激痛が走ります。目覚めてから眠るまで、不定愁訴を引きずって暮らしている状態。事業を興していたのですが、このような体では仕事などできるはずがありません。そんな体のこと仕事のことで悩みはつきず、ノイローゼのようになっていました。すべてに疲れ果て廃人一歩手前といってよかったと思います。

もちろん、いろいろな病院をめぐりましたが、原因はわからないのにやたらと薬ばかり出されて、当然、そんな原因が分からないのに処方された薬を処方したところで改善する訳がありません。健康関連書籍を読みあさり、インターネットを駆使して情報を集めるうちに、「もしかして噛み合わせに問題があるのでは?」と思い当たるようになったのです。

しかし、一般的な歯科を訪れても、噛み合わせの治療以前に、こちらの訴えをほとんど聞き入れてもらえませんでした。私は幸か不幸か虫歯も少なく、歯並びもそこそこ整っているので、問題があるようにはみえなかったのでしょう。問題がないのにあるようにいいはる、厄介な患者と敬遠されたのかもしれません。

歯医者巡りにもほとほと疲れ切った頃、革新的な治療法を提唱している小野先生のバランス歯科を知りました。実のところ「ここまできたら、ダメでもともと。とりあえず行ってみるか」と、まったく期待はしていなかったのです。

忘れもしません、OBCを装着したときのことを。バランス歯型を入れる前、OBCが口に入った状態のとき、小野先生が「近所に大きな公園があるから、二、三十分散歩してきてごらん」とおっしゃったのです。

治療椅子でその言葉をきいたときは「たったこれだけの装置でなにが変わるものか。苦しい体調をおして電車を乗り継ぎ、どうにかクリニックまでたどりついたんだから、さっさと治療をつづけてほしい」と、イラっとしました。いま思えば、相当精神的に追い詰められていて、当時は本当に些細なことですぐにイライラしていたのです。

それでも渋々、先生の言葉に従うことにしましたが、五分ほどはなんの変化も感じられずいつもの自分でした。「ほら、みたことか。なにも変わらないじゃないか」と憤りつつ公園を目指していると、「あれ?、俺、まだ平気で歩けてる」。

普段なら苦しくなってしゃがみこむ時間が過ぎてもそんな兆候はみられません。それどころか、常にまとわりついていた膝の痛みが消え、まるでミズスマシがすいすいと水の上をすべるような軽快な足取りで公園にたどりつきました。

ちょうど新緑の季節で、頭上にはまぶしいばかりの青葉が広がっていました。木漏れ日を全身に受け青空をあおぐと、四六時中べったりはりついていたはずの頭や肩の重さ、突然襲ってくる激痛がすべて体から抜け落ち、体が浄化されていくのがわかりました。

「歩ける! 歩けるぞ! どこも痛くない!」と、大声で叫びたいほどの歓喜に包まれ、気がついたら公園を走り抜けてクリニックへ戻っていたのでした。

あんなにも毎日苦しかったのに、「走る」なんてことができるようになるとは信じられませんでした。私自身、劇的な効果に驚いていてもたってもいられずに走り出したぐらいですから、言葉だけではなかなかわかってもらえないと思いますが……。

でも、こうした経験は私だけのことではありません。クリニックの待合室でほかの患者さんとなんとなく会話を交わすと、皆さん私と同じようにOBCで強烈な体験をなさっているのです。

いまでもたまに、疲れがたまったり、ちょっと無理をしたときなど、物が噛みづらかったりアゴに痛みを感じたりしますが、廃人一歩手前の状態にあともどりすることはありません。これからもきっとないと絶対的な安心感があります。OBCという命綱があるのですから。

深刻な不定愁訴に長年悩んできただけに、噛み合わせのズレがいかにこわいか身に染みてわかっていますが、多くの人はまだ「噛み合わせのズレ」と「不定愁訴・体調不良」の因果関係を知らないままではないでしょうか。

肩が痛くなったら、整形外科や鍼、マッサージに通うでしょうが、「噛み合わせが原因かも」と考える人はめったにいないと思います。部分的な対症療法に終始していては、当然根本治療にはなりません。

万全の健康状態を維持することは、その人の能力を伸ばすための絶対条件です。健康状態がよくないために、何年ももてる力の一部しか発揮できない状態がつづくと、本人も精神的に苦しいものですが、大きい目で見ると国家的にも大きな損失です。なんといっても日本という国は「人」が資源なのですから。

ひとりの人間が廃人になるのか、それとも元気に活動できるのか。左右するのは「噛み合わせ」です。噛み合わせに翻弄され、だいじな時期を棒に振ってしまった自分だからこそ、噛み合わせの問題は、国に真剣にとりくんでほしい問題だと思っています。

年に一回、噛み合わせのズレをチェックする機会を持ち、ひどくならないうちに噛み合わせを矯正する、そんなシステムが整うと、国としての生産性も上がるでしょうし、個人の生活の質も向上すると思うのです。

オーバーと感じる方もいるかもしれませんが、噛み合わせで死ぬ思いをし、生き返った自分の率直な感想です。

幸いいまは健康な体をとりもどせましたが、噛み合わせのズレによって棒に振ってしまった数年は戻っては来ません。私生活も仕事も、多くのものを失ってしまいました。私のような苦労をがする人が一人でも多く、一日でも早く救われるように、「噛み合わせ」の重要性がもっと知られ、小野先生のOBCが普及するように願っています。

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